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GEMStartup TOKYO 情報発信コラム 第2回


前回に引き続き、本プロジェクトの取組について紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。(PDF版はこちら

 

 

■第2回コラムの内容

 

  ・事業化プログラムについて
  ・アルムナイインタビューについて
  ・企業支援プログラムについて
  ・成果報告会について

  

 


 

 

事業化プログラムは、書類審査・面接を通過した選抜者向けに、参加者のアイデアを具現化することを目的としたコンテンツを実施しました。各コンテンツの概要や、参加頂いたメンター等の皆様についてはこちらをご覧ください。

 

〇 コンテンツ内容

1. メンタリング(前期/後期各5回)

参加者のアイデアを具現化することを目的に、起業家、投資家、アカデミア、士業家の専門家やコンサルタントと1on1形式にて60分間のメンタリングを行いました。事業・サービス内容の精緻化、収支計画等の事業計画書に係るフィードバックと、マッチングイベントに向けたピッチ内容について、専門家の視点からフィードバックを頂きました。

 

2. 事務局相談会(前期/後期各9回)

参加者1名につき数名の事務局員が専任体制となり、事業計画の検討進捗状況や参加者の抱える課題に応じて個々に最適化した支援を行いました。具体的には、参加者の事業計画を具体化するべく、不足している観点を洗い出しアイデアの方向性についてアドバイス、また、投資家に対する訴求力を向上するべく、ピッチの資料構成へのアドバイスやプレゼンの練習相手となって実践的な支援を行いました。

 

3. マッチングイベント(前期/後期各1回)

3名の投資家をお招きし、参加者がピッチを行うマッチングイベントを開催し、事業化に向けたフィードバックやマッチング機会を提供しました。

 

 

〇 参加者の感想

今回、事業化プログラムにご参加頂いた方より、プログラムを通じて様々な経験を頂けた旨の感想を頂きましたので、その一部をご紹介します。 

 

〇 投資家の立場・経営者らの立場などで質問を頂き、大変勉強になりました。

〇 収支計画についてのアドバイスや、自社アセットの有効活用方法など、
  経営などの知識が不足している私たちに丁寧にご説明を頂きました。

 

 


 

 

2020年度採択者の北林 健氏にGEMStartup TOKYOの魅力についてインタビューさせて頂きました。

 

 

Earth∞You代表 北林氏

長野県上田市で育てられた、除草剤も肥料も化学合成農薬も使用しないぶどう栽培の副産物を美容に活かすエシカルコスメ
Earth∞You (アースアンドユー) 」を大手飲料メーカーに勤めながら2021年春に創業。自然の生命力あふれるワイン用ぶどうの栽培過程で廃棄される枝葉から、美容に有用なポリフェノールを高濃度に抽出できそう!と思ったことが起業のキッカケでした。世界基準のオーガニック認証も取得しましたが、地球にやさしいだけでなく、人の肌にも心にも満足度の高いものづくりにこだわっています。

 

● GEMStartup TOKYOのどのような支援が役に立ちましたか?

当初、自分が創業者として出資し起業するとは想像していませんでしたが、本プログラムのおかげで事業化を実現させることが出来ました。事業や会社を立ち上げる上で、最も必要なミッション・ビジョンの検討部分を焚きつけられました。

 

● どんな方にお勧めのプログラムですか?

私のように起業家マインドを醸成したい方だけでなく、事業アイデアの創出から事業アイデアをどのようにビジネスへと昇華させていくかのスキル・ノウハウを獲得したい方にお勧めのプログラムです。

 

● 起業・新規事業創出を目指す方へメッセージをお願いいたします

新規事業の創出には多くのリソースが必要である等、沢山の障壁があります。障壁を乗り越えるためには、その事業に対しての強い想いや覚悟を持って取り組むことと、ユーザーや業界の方のリアルな声を聞くなど実際の行動に起こすことが非常に重要になると思います。

 

 


 

 

新事業創出に向けた企業支援プログラムでは、社員による新事業創出に前向きではあるが、社内の制度や仕組み、風土等に課題を抱えている企業に対して、事業化プログラムで創出された有望アイデアを次年度以降社内で推進していくための仕組み構築を支援しました。

 

〇 コンテンツ内容

1. 事業化プログラムで創出された有望アイデアの次年度以降推進のための支援

事業化プログラムで創出された有望アイデアの決裁を控えている企業に対して、決裁者の目線に立った際に特に必要となる視点(企業が行う意義、今後の体制や収支計画など)のブラッシュアップを実施しました。

 

2. 新規事業創出における企業内の課題にアプローチするための支援

ヒアリングを通じて、新規事業創出における「アイデア創出」に課題があると判明した企業に対して、アイデア創出の一連の流れを実感頂けるワークショップを実施し、その後の仕組み化に向けた素地としました。

 

3. 新規事業創出におけるフォーラム開催

Goodpatch株式会社 CEOの土屋 尚史氏を講師として、プログラム運営を通じて参加者及び参加企業に課題感があると判明した「アイデア創出」、「社内制度・文化」をテーマに、新規事業創出におけるフォーラムを実施しました。

 

 

〇 参加者の感想

今回、企業支援プログラムにご参加頂いた方より、プログラムを通じて様々な経験を頂けた旨の感想を頂きましたので、その一部をご紹介します。 

 

〇 自分たちが考える内容プラス、経営層を納得させるだけの説得力を付加する、
  という観点でアドバイス頂いたのが大変役立った。

〇 プログラムの支援内容が決まったフォーマットの提供に留まらず、
  確り課題を抽出した上でハンズオンで取り組んでくれた。

〇 起業された方からみた、実践的な新規事業の考え方を学ぶことができた。

 

 


 

 

事業化プログラム、企業支援プログラムの成果を報告すること、カーブアウト経験者によるカーブアウトのメリットをお伝えすることを目的に、成果報告会を開催しました。

 

〇 コンテンツ内容

① 第一部について

● 事業化プログラム参加者の成果報告

代表4名の方に、本プログラムでブラッシュアップした事業内容・今後の具体的計画について発表して頂きました。また、プログラムに参加したことでのマインドセットの変化や事業創出に係る重要性の気づきについてもお話しを頂きました。

 

● 企業支援プログラム参加社の成果報告

代表2社の企業さまに、本プログラムでのご支援を通し、社内にもたらした影響について発表頂きました。また、企業での事業創出・推進における取り組み、制度、風土等に対する今後の展望についてもお話し頂きました。

 

① 第二部について

2016年に株式会社ガイアックスをカーブアウトし、株式会社才流を設立した代表取締役社長 栗原様と株式会社ガイアックス 執行役 野澤様にご登壇頂き、「ビジネスパーソンの市場価値を高める『挑戦』への第一歩~リセットではなくアップデートに繋がるカーブアウトとは~」を題にカーブアウトを行った側と、カーブアウトを推進した側の両視点からパネルディスカッションを行いました。特に、個と組織が「カーブアウト」を通じて共創することで、事業の成功確度を高め、社会全体へのインパクトにつながることをお話し頂きました。

 


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